2011年10月31日

こういう色の感じが好きなんです。

前回のblogではエラそうな事書いたので今日はオブスキュアでカテゴライズされにくいアイテムを紹介します。


80'sのUK MADEの wool blendのニットベストです。


この感じの色の出方はおそらくウール100%では出ないでしょうし、作らないと思います。



DSCF4412.JPG







DSCF4413.JPG








DSCF4416.JPG






ダークブラウンがベースに発色のいいレッド、イエロー、グレーが混ざっています。

個人的にイギリスのnew waveが好きなこともあり、タグを見ても、当時のnew waveのムーヴメントの特徴を感じることが出来ます。



DSCF4415.JPG


brand名はAitch london

恐らくですが1年ないし2年くらいしか続かなかったような非常にインディーなデザイナーレーベルではないかと想像できます。

イギリスのlate70's〜early80'sはこのような非常にオブスキュアなセンスのある服が存在するので探していくと面白いです。

前述したように、ウール100%ではなく50% polyester,40%wool ,10%nylonです。

タグ裏にdesign copyrightと書かれています。

個人的な意見ですが、ボタン開きのニットベストという物は一歩間違えればおっさん臭くなるアイテムなのでこのようなデザイン

製に秀でた物は少ないです。どんなに品質が高くても、かっこ良く着れない服は嫌ですものね。

シルエットも細身で縦長なのでとてもスタイリッシュです。

日本の冬はイギリスよりも寒くないのでその点でもこのぐらいライトな素材の方が良いのでは?

このような当時のファッション、トレンドを意識している物を楽しむのも古着ならではの醍醐味だと思います。

イギリスの伝統的ですがそれを破壊するような革新的なデザインを生み出すその相反する要素を持つ紙一重で刺激的な

感覚が個人的に大好きです。sold outになりました。

やはりこういうテイストってイギリスが階級社会が存在するから生まれてくるのですかね?

最後に僕自身が18,19の多感な頃にもっとも影響を受けた、レコードレーベルの初めて聞いたアルバムの1曲目を紹介します。

new age steppers / fade away

http://www.youtube.com/watch?v=2aPQbYMPEOU

このreggae,funk,punk,様々なジャンルの融合、この感覚が今の自分の幹を作ったように思います。

思いを入れてblogを書くとなかなか時間がかかりますね。ペースも落ちるかもしれませんが今後ともよろしくお願いします。

p.s そういえば先週木曜日に僕が行ったmagic timeというパーティーのオーガナイザーhankyo君が前回のblogをリツイートし

表明内容、全面支持してくれてました。ありがとうhankyo君!magic timeは本町にあるnuoohというクラブで第二、第四木曜

に行われている非常にあったかいナイスパーティーです。良い意味でみなさんすっと入って行けて自然に楽しめる非常によい

空間です。ちなみにnuoohのホームページはこちら!http://nuooh.com/

本当の意味で良い音楽聞いて、良い服着て、美味しいもの食べて実りの

ある時間の過ごし方をしていきたいですね♫ では!



posted by tagomago at 15:53| Comment(0) | vintage clothing | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月30日

本日のオープンは

3時半くらいになりそうです。ご迷惑おかけします。

TAGOMAGO CLOTHING
posted by tagomago at 14:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月29日

今日はちょっと真面目に。

通常通りの物を紹介するblogに飽きて来たので、趣向を変えて日々思うことを書いてみようかなと。


7年間僕は服屋をやってきて去年から1年以上blogも書かせてもらってますが、最近自分のblogが一部の商品に偏った紹介しかしてない


なと思っていたのでこのblogをアップしようかと。当初blogをアップしていたころよりも、良い意味でも悪い意味でも見てくださる方


を意識しながら書くようになりました。ただ今自分が思うことは、もう少し偏りを無くして、webという2次元的な世界ですが、


もう少し幅広い視野で物を紹介していけたらなと思っています。


ただやはりお店に来ていただいて実際に服に触れていただくのが一番ですが、、、


私が実際お店をやっている意味は幅広い感覚、視野、切り口で物に触れていただけたらなという部分が大きいです。


個人的には20年代の服でも80年代の服でも良い物は良いと思っています、だって80年代の服でももう30年前の服ですから


個人的には十分ヴィンテージです。


ただ様々な年代、テイストの服を扱うのでどうしても雑多になってしまい伝わりにくい部分もでてきてしまいそこが課題でも


あるのですが。


カテゴライズされるものというのはただ単に売り手側が伝えやすいという部分も大きいと思います、ただカテゴライズされないもので


面白い物は本当にたくさんあると思いますただそういったものはインターネットで検索しても出てきません、


それはやはり自ら足を運んで触れたり着たりしないとわからないと思います。なので自らわざわざ高いお金をかけて海外に


仕入れに行く訳です。


個人的には珍しいもの、人気の高い物、古いもののみを探しにいってるわけではないのです、むしろ面白いと思うもの、ファッションを


感じるものという部分を大事にして仕入れをしています。


そもそも古着をファッションに取り入れるのはいうことはそれがある程度の値段で購入できるという部分も大きいですし、自由な解釈


が出来るという部分が大きいと思うのです、なのである程度の価値体系ができてしまうとそのものの値段はあがりますが始めにあった


ファッション的な意味合いが薄れてくると個人的には思っています。


乱暴な言い方ですが物にファッションに絶対的な価値というのは無いと僕個人は思っていて、まあほぼ一生ものという物も無いように思い


ます。


価値観が変わり、動きがあるから面白いじゃないでしょうか?


なのである程度フォーマットが固まってたり、定まっている切り口で服を見るということは安心だとは思うのですが、そこを1つ


抜け出た物の見方を生意気ですが伝えられたらなと、私自身がひねくれ者なだけかも知れないですが、幅広い捉え方が出来る方が


より豊かなものの考え方、生き方が出来るように思うのです。私自身が今まで古着、服を通して経験させてもらったことはこういう


ことです。


ながながと個人的な思いを書いてしまいましたが、もちろん高くていいもの、古いものも大好きですよ。


ただそれに固執し過ぎて無理し過ぎたり、歪みがでてきてしまうのが嫌なんです。


それなら自分は違う物でもよいかなって思ってしまうんですね。


もちろん僕のような考え方の方ばかりじゃないと思います。今日はなんかシリアスなことばっかり書いて申し訳ありません。


ただ世間的に認知度がなかったり人気のない物でも自分がいいなと思う物は自信を持って紹介していこうと自分を戒めようかと。


webという2次元の世界ですが、ただの宣伝blogだけにするのはやめていこうかなと。


取るに足らない馬鹿なこともこれからは書いていくと思いますが今後ともこのblogをよろしくお願いします。


TAGO MAGO CLOTHING
posted by tagomago at 19:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。